吉田修一「森は知っている」「太陽は動かない」

私の読書は、通勤時間の行き帰り30分と、寝る前の15分。

9月の初めから中頃までは、これを欠かしませんでした。

 

ひさしぶりに、読み応えのあるハードボイルドに浸ってしまった。

 

「太陽〜」が一作目、「森は〜」が二作目なので、本来はその順で読むんだけれど、

私は気付かず、「森は〜」から読みました。

 

それが却って良くて、鷹野一彦に思う存分、恋をしてしまう結果になりました。

10メートル離れた物陰から、憧れの先輩を見つめる感覚の、恋、ですね。

 

そして、吉田修一作品にはまる予感の私。

 

文章から、匂いがしたり、皮膚がざわざわしたり。

「あ、その感じわかる」という、ふだん、肌で感じている日常を、的確に文章で表現できる方です。

そんな文章が出てくるたびに、「うわあ、、、」とそわそわしてしまう。

 

 

シリーズ三作目が現在、西日本新聞で連載されているそうな。

はやく、単行本にならないかな。

(文庫本までは待てません)

 

 

 

 

 

「森は知っている」ISBN 978-4-344-42643-6

「太陽は動かない」ISBN 978-4-344-42245-2

発行元:幻冬舎