「欲しいな」と思ってから5ヶ月、リュックを買った。
先代はほぼ毎日背負って、3年半頑張ってくれた。
5ヶ月の間、やんわりふんわり好みのを探し続けた。
今回のも、ほぼ毎日背負っている。
4月のある日の夜23時30分、京都北部の交差点で
信号待ちをしていたら、左側からの視線を感じた。
振り向くと、クロスバイクにまたがった青年がこちらをみている。
「あの、、、」と声をかけられる。迷子か?青年。
「あの、そのリュック」と続く。うん?いいだろこれ、青年。
「そのリュック、BROOKSですよね?」
青年は、そのリュックをイタリアから輸入している会社に勤めているらしく、それを買って使っている人を見つけて、それはもうとっても嬉しくなり、思わず声をかけてしまったのだ、と目をキラキラさせながら言った。
純粋な光線に思わず、
「とても使いやすいです。ありがとうございます」と頭をさげる私。「ありがとうございます!じゃっ」と自転車にまたがり颯爽と去る青年。
なんか、すごくよかった。